Archive for April 2009

23 April

マーガレットリバー

4月16日・17日 マーガレットリバー
パースから南に約280キロほどの所にあるマーガレッ
トリバーに向かう。マーガレットリバーはワインの
産地で有名らしい。パースからしばらく行って、交通
量が減った辺りから運転させてもらった。
日本以外では初の運転体験、左側通行で右ハンドルな
ので日本と同じ。少々分かり難いのがRound Aboutと
いう交差点のシステム。交差点の中央が丸くなってい
て、直進も右折も左折もこの丸の外周をたどって進む。
パリの凱旋門の廻りを廻っている道路みたいな感じか
な。右方優先を守っていれば問題はないし、このシス
テムの所は信号がないので慣れると走りやすい。

幾つかの小さな町を通り抜けながらマーガレットリバ
ーに向かったのだが、走った一般道の制限時速が町と
町の真ん中辺りで110キロ、町に近づくにしたがって
90キロ・80キロ・60キロ・50キロと低速になり、
町を抜けると逆に徐々に制限速度が高速になっていく。
交通量も少ないのでとても走りやすかった。

日本もこのまま人口減少していけば、徐々に交通量も
減るはずだが、100年後の人口想定が現在の半分程度
だから、100年後でもここまで走りやすい道路にはな
らないと思った。到着してみればマーガレットリバー
は軽井沢を小規模にしたような町。

宿泊先は海がよく見える斜面に建つ別荘風の一戸建て。
チェックインの時間を過ぎていたので、外部の分電盤
のようなボックスに隠してあるというカギを探して中
に入る。翌日、心配しているだろうと宿泊先を案内し
てくれたビジターセンターに行くと、「わざわざ来て
くれなくても良かったのに」という感じ、帰りはカギ
を以前の場所に置いておけばそれでOKだという。

ネットで予約して、勝手に行って、勝手に帰って、料
金はカードから引き落とし、こんなので良いらしい。
ユルくていいなー。


ここでは、ワイナリーに行ったり、インド洋と南極海
の境界近くのケープルーウィンに行ったり、すっかり
遊んでパースにもどった。


14:39:25 | k-archi | |

パース

4月14日・15日・18日・19日 パース
メルボルンからパースへ、カンタス航空で4時間かかっ
たが、時差が2時間あって得した感じだ。やはりここも
宿泊先はコンドミニアム(日本のマンションみたいな
もの)で、街の中心に近くてとても良い建物だった。
荷物を置いて早速街に出かける。宿泊先のすぐ近くに
CATという無料の市内循環バスのバス停があって、と
ても便利。

CATは赤・青・黄色の3ルートあって中心市街地を動
き回るには最適だ。しかもバス停に後何分でバスが来
るかの表示が出るので待っていてもストレスがない。
また、乳母車などを使っている人が乗る場合は乗車口
床のプレートが迫り出してきて緩勾配の斜路を作って
くれる。

美術館は入場無料だし車両用の道路も歩行者のための
モールやアーケード・路地なども、とても良くできて
いるように感じた。


屋外を歩き回っていると日射しが強いので、建物など
がクッキリ見えて目が良くなったのかと錯覚するほど
だったが、サングラスがないとツライ。
近郊のフリーマントルは、古い建物も多くすっかり観
光地だけれど、なかなか良い雰囲気で、市場は半分程
度観光化していたが地元対応のお店も結構あり、楽し
い時間を過ごせた。

パースでは栗原さんに3度お会いして、シーフードの
レストランでロブスターなど魚介類をご馳走になった
り、中華料理をご馳走になったりで、すっかり甘えて
しまった。
11:44:48 | k-archi | |

21 April

旅行

久しぶりの旅行でメルボルンとパースに行ってきた。
オーストラリアは時差もほとんど無く、季節は日本
と反対で、夏から秋に向かうところだが気温はメル
ボルンで日中20℃弱、パースは27〜28℃程度で快
適だった。
「給水塔の家」の栗原さんがパースに住んでいるの
で、そこを訪ねるのが目的の一つ、それ以外はメル
ボルンとパースの街やその近郊の自然を楽しむ旅行
だった。カミさんと娘との旅行だったが、栗原さん
の娘さん(知恵さん)に案内していただき、すっか
り楽しませてもらった。94才になった栗原さんの生
活も見せていただいて・・・。
栗原さんがパースの空気をとても気に入っているの
が、分かったような気がする。

わが家の旅行はいつも「街あるき」と「市場見学」
が中心で、今回もその例にもれずなのだが、今回は
数百キロ車の運転もできたし、多少旅行の巾が広が
ったような気がする。
これは一応日記なので、まとめて一つというのもお
かしな書き方になりそうだし、長くなるので「メル
ボルン」「パース」「マーガレットリバー」に分け
て書いてみようと思う。

4月10日出発、14日までメルボルン
成田空港でカンタスのカウンターに行ったら「カン
タスの今日の便は飛びません、ホテルは用意してあ
ります。」と言われた。「ガーン」初めからこれで
すか?「予定はどうなるんだ・・・」
他の乗客と共に、しばらくカウンター前で並んでい
ると呼ばれ「JALの便に乗ってください」とのこと。
並んだ順番が早かったのと、シドニー乗換でメルボ
ルン行きというのが幸いしたらしい。そんなわけで、
エコノミークラス症候群を心配しながらも飛行機で
はグッスリ。
null
それから10時間後、シドニー空港で乗換便を待つこ
と暫し、「まだ1時間以上あるなー」とかいいながら
飲み物を買いに行く。空港内をブラブラしていると
向こうで娘が手を振っている、「名前呼ばれている
よ」。家族3人とも時計で時差を修正していなかった
ので、1時間ずれていたというオチ。
でも、何とかメルボルンに着くことができました。

メルボルンオリンピックがあったのを知っている世
代としては、何となく馴染みがあるような気がする
街だ。まあそんな気がするだけだけど・・・。

でも、街を歩いていて妙に落ち着くし、違和感がな
い。多分人種が多様だからかかなと思う。白人・黒
人・中国人やベトナム人を初めアジア系の人々、そ
れからギリシャ人やインド系の人や中東系の顔の人
など様々。タクシーに乗れば運転手はインド人で、
車の中でインドの音楽流しているし、バスで隣に乗
っているおじさん達は中国語で話しているし、日本
的なのはSUSHIの看板だけだったけれど。

建築も歴史的なものや今日的なデザインのものが違
和感なく混じっている。


古い路地も良いし、新しい広場も良かった。何より
街全体がユルーイ感じがしてとても馴染める。


街の中にゴミ箱が沢山あって、そのゴミ箱の入れ口
の縁のところがタバコの灰皿という驚きのデザイン。

食べ物も何でもありで、レストランも美味しいもの
が多いし、市場には多様な食材があって面白かった。

宿泊がコンドミニアムだったので、面白い食材を見
つけたときや、朝食分は買って帰ってキッチンで調
理(暖める程度)して食べた。コンドミニアムだと
洗濯もできるので、荷物が少ないのもよかった。
17:14:08 | k-archi | |