10 April

ポン・デ・ケイジョ

今日は天気も良く暖かい土曜日で、朝から気持ちの良
い日になりそうな予感。友達とカミさんと3人で、花見
を兼ねて館林美術館に出かけた。アプローチの道路に
入ると美術館の駐車場はほぼ満杯「さすがにこんな日
は混んでいるねー」などと話しながら車を止め、入り
口に向かって歩き始めると「本日休館」の大きな看板
が立っている。展示替えのため5日から23日まで休館
だという・・・。
スケジュールの確認をして行かなかった我々にも問題
はあるのだが、「いやーこんな日に休館かー、さすが
県立美術館」と感心してしまった。付属のレストラン
まで休みとは欧米並、かえって気持ちイイね。
そんな訳でゆっくりと花見、もう蕾もなく、かといっ
て下に花びらも落ちていない最高の状態だった。



美術館を取り巻く広々とした緑の中を散策していると
「雉子」を発見、20年前の経験では、雉子は追いかけ
ると走って逃げ、5メートルくらいまで近づくと飛び
上がるはず。「行くぞッ」の気合いでダッシュ、走っ
た場所があぜ道だったのと、当方の脚力が低下してい
るので、20年前のスピードもなく、雉子は最後まで飛
ばずに走って逃げた。最後は農業用の水路を羽も開か
ずにポーンを飛び越えて、余裕の表情で歩いて行って
しまった。少々悔しかったが、実力差は歴然で完敗、
「ヤルジャン雉子！」で美術館を後にしたのでした。
（写真の中心からやや下、黒く見えるのが雉子）



帰りの道すがら、かつて外国人率日本一であったが、
仕事激減のためブラジルへの帰国者が多いときく「大
泉」に寄った。気になっていたブラジル料理のレスト
ラン「プリマベーラ」は健在だった。この店は安くて
美味くて雰囲気が良い、楽しめるレストランなのだ。
そして最後はブラジルのスーパーマーケット「TAKA
RA」でポン・デ・ケイジョ（6種類もある）を買って
家路についた。



ポン・デ・ケイジョ、これがビールに合うんだなー。