Archive for August 2009
29 August
妻有アート・トリエンナーレ
昨日のことになってしまったが、友人達と「新潟ー妻有」に行ってきた。2000年から始まって、3年ごとだから4回
目。今回はすでに一度見に行っている友人にルート及び
スケジュールを決めてもらい、「アートツアー」で気楽
に楽しませてもらった。感謝感謝!
ルート概要は、関越の塩沢石打ICで下りて、304号線で
土市方面に向かい117号線を下って、越後水沢駅周辺を
見学、信濃川を渡って49号線を北に上がり旧真田小学校
を経由し松代方面に・・・。
?25 小川次郎 「モミガラパーク」「マッドメン」
?24 石塚沙矢香 「うかのめ」
?23 アントニー・ゴームリー 「もうひとつの特異点」
?31 行武治美 「再構築」
?33 田島征三 「絵本と木の実の美術館」
?139 中村敬 「伊沢和紙をそだてる」
?192 古巻和芳 「繭の家ー養蚕プロジェクト」
?194 アンティエ・グメルス 「内なる旅」
?203 スタシス&コウォジェイスキ/ヴィタシェフスキ
?123 ケース・オーエンス 「ストーン・フォレスト」
そして、松代から353号線で117号線に向かったが、
?123のケース・オーエンスの作品(最下部の写真)を
見つけた時には暗くて良く見えない状態だった。
これらの作品以外にも沢山見たけれど、まだまだ見たい
作品がいっぱいあって・・・でも、時間切れ。そこから
17号線に出て湯沢に向かい、オススメの蕎麦を食べて温
泉に入り、タップリと楽しんだ1日が終わった。
風景も腹一杯、作品も腹一杯、蕎麦でも腹一杯の、たっ
た1日ではあったけれど充実した夏休みだった。
それから前回見た菊池歩の「こころの花」が公開作品から
外され、地元の人達が独自に公開していたが、どんな理由
で今回のトリエンナーレから外されたのかは分からなかっ
た。今回僕は見ていないのだが、前回の方が作品としては
良かったという意見も聞いた、ただ公開作品の中にも「何
で?」と思えるものもあった。もちろん主催者側に選定の
根拠はあるはずだから、むしろその選定理由をハッキリと
公開した方がスッキリするように感じた。
「こころの花」の会場前の道路には何台もの車が駐車され
ていて、見学者は沢山いたようだったが・・・。
09 August
花火
雨天の中、花火大会が決行された。例年のように「給水塔の家」の栗原さんをお招きして花火を楽しんだ?。
家の中からは余りよく見えないので、いつもは屋上に
上がって見るのだが、今日は雨が降っているので駐車
場から眺めることになった。
建物と街路樹と看板の隙間から花火をノゾク感じだっ
たが、マァこれはこれで一興ということか。
それより何より、この時期オーストラリアの冬の寒さ
を避けるため、日本に帰ってくる栗原さんと話が出来
るのが楽しい。相変わらずお元気で年齢(95才)を感
じさせない。栗原さんのお宅は「給水塔の家」と「平
屋の住まい」とが敷地内にあるのだが、日本に帰った
とき「住まい」とするのは5階建ての「給水塔の家」
なのだ。もちろん垂直方向の移動は全て階段を使うこ
とになる。
長い間「給水塔の家」で生活したから身体が鍛えられ
たのか、それとも遺伝子の力なのか・・・。
06 August
梅雨明けの後は雨ばかり・・・
「梅雨明け宣言」が出てからよく雨が降る。おかげで工事は一歩進んで一休みとならざるをえない。焦って進めないので
丁寧な工事になっていて、嬉しいことも多い。屋根も一応葺
き終わっているが、端部の処理、煙突の周囲の納まりはまだ
完成していない。
内部の工事は床下地の大引を取り付けているところ。設備の
配管工事も始まり、電気配線も今週中には始まるといった感じ
だ。あまりとんとん拍子に進まない工事の方が良い点も多い。
今回もじっくり図面を見直して、コンセントや照明器具、冷媒
管やドレインの位置も再検討できた。
施工者は工期が延びると経費もかさむが、設計者にとっては
良いことの方が多いかも知れない。
建築主のTさんも時々現場を覗いてくれているようなので、
じっくり楽しんでもらえれば何よりだと考えている。出来れ
ばソロソロ雨が上がって、あまり暑くない晴れの日が続くと
もっと嬉しいのだけれど・・・。